【車載機器】手の平サイズのドライブレコーダー、量産設計3Dデータ2か月で納品

ドライブレコーダーの構造設計請負事例

いなば

車載機器であるドライブレコーダーの構造設計を請け負いました。

現行機種のマイナーチェンジ品の設計依頼、2Dのデザインイメージから3D設計データ作成

今回は、現行機種のマイナーチェンジの設計依頼でした。
設計の仕様はお客様の方で決められていましたので、それに基づいて設計を行いましたが、デザインも新たに設計させていただけた案件でした。

デザインデータをもとに、構造設計に落とし込み

2Dのデザインイメージ図をいただき、そのデザインに落とし込む形で設計を行いました。2Dでいただいた画像を見ながら曲線もトレースし、イメージに近い形で作成できたのではないかと思います。

キャパオーバーで困っていたところ、弊社に白羽の矢が立ち設計を依頼

もともとお客様でも機構設計の技術はお持ちでしたが、ピンポイントな人員不足の問題で弊社に依頼していただきました。日程がタイトな中、経験豊富な弊社であれば任せられると思っていただけたのは嬉しく思います。

設計のポイントを熟知していることで、お客様の要望通り2か月で設計データを納品

受注してから、お客様と仕様を擦り合わせながら設計データを作成し、最終的に2か月後に設計データを納品しました。
これまでの経験がありますので、設計で考慮しないといけないポイントを押さえながら、お客様のご要望に合わせて設計を行いました。

空気の流れを考慮し、吸排気口を設置

今回の設計での1番のポイントは、吸排気口です。今回の製品は、手のひらサイズで非常に小さいながらも、いろいろな電気部品が詰まっており製品内部から熱を発するため、吸排気の空気の流れを考慮した設計が必要でした。暖かい空気は下から上へ移動しますので、取り付け角度を考慮し、下から上へ空気が流れるように吸排気口を設けました。

金型での作成を踏まえた量産設計

もともと量産設計を経験してきましたので、金型を考慮した設計は熟知しています。今回も、金型で作成できるよう、ポイントを押さえながら設計データを作成し、納品させていただきました。

いなば

量産設計はお任せください。

※アイキャッチ画像はあくまでイメージですので、設計した製品そのものではありません。

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