【研究機関】育成植物の作業記録の管理システム構築、入力の負担軽減と時短に貢献

鳥取大学乾燥地研究センター 乾燥地植物資源バンク室様のIoT導入事例②

育成植物の管理作業の記録と活用ソフト、ヒアリングでさらに使いやすく

鳥取大学乾燥地研究センター 乾燥地植物資源バンク室 様からのご依頼で、これまでのいろいろな分野のIoT導入技術を搭載したソフトをベースに、育成植物の管理作業の記録と活用ソフトを納品しました。
お困りごととしては、「育成植物の管理作業を記録し、作業記録の蓄積と活用ができるようにしたい」とのことでしたので、ご担当者様の要件を詳細にヒアリングし、そのニーズに合わせたカスタマイズを行いました。

入力の負担はできるだけ小さくしたい

1日に数十件の作業をすることもあり、作業記録の作成はできるだけ短時間で行えるようにしたいというご要望がありました。その一方で、作業は単純な単語にならないことが多く、文章により作業記録も記載できるようにしたいという要望もありました。

植物データベースと連携し、入力時間を削減

ご要望を踏まえて、乾燥地植物資源バンク室様内で構築しているデータから必要な情報を自動取得するシステム(エクセルVBA)にし、入力の手間を削減しています。植物ごとに振られているコードを入力するだけで、品種や学名が自動入力されます。一方、文章でも作業内容が記録できるよう、入力欄も設けました。

作業内容に写真を紐づけ、画像で確認可能に

関連する写真(画像)も一緒に確認できるようにしたい

さらにお客様からのご要望は「この作業の様子・手順はどうだったか」「昨年の夏頃の植物の様子はどうだったか」などが分かるように、作業内容に画像を紐づけて確認したいとのお声がありました。

画像データを紐づけて登録

そこで、作業内容に育成植物の情報と関連する画像データを簡単に紐づけ、登録することができるシステムにしました。利用者は、登録する育成植物の情報を入力する際に、関連する画像を選択するだけです。ソフトウェアは、選択された画像ファイルを自動的に処理し、データベースに紐づけて保存します。

いなば

お困りごと、ご相談ください。

※アイキャッチ画像はあくまでイメージですので、育成植物そのものではありません。

よかったらシェアしてね!