静電気試験環境を社内に導入しました

この度、静電気試験環境を導入しました。
これまで、静電気試験を行うには外部機関へ出向く必要がありましたが、今後は社内ですぐに試験することが可能となりました。

静電気試験とは?

電子機器の性能評価としてイミュニティー試験、簡単に言うとノイズ耐性試験があります。
その中の一つで、人体が介在して発生する静電気への耐性を評価する試験が、「静電気試験」になります。

簡単に説明しますと、冬など乾燥した時期にドアノブを触った際に発生するあの嫌な静電気、これが電子機器に加わっても、異常な動作になったり破壊したりしないかを確認する試験です。

試験方法は国際電気標準規格であるIEC61000-4-2に規定されており、弊社もその規格に準拠した試験環境を整え、開発する電子機器の性能評価を実施することが可能になりました。

導入設備: MPU制御自動静電気試験器 ESS-2000

今後の展望

静電気試験環境の導入により、さらなる品質の向上を目指していきます。
回路設計や評価試験に関するご依頼・ご相談もお待ちしております。

今後も、私たちの取り組みや設備に関する情報をブログを通じてお届けしていきます。

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