【データ引継ぎに手間がかかる】植物組織培養データ管理システム、培養条件のデータ引継ぎがスムーズに|鳥取大学乾燥地研究センター 乾燥地植物資源バンク室の事例
鳥取大学乾燥地研究センター 乾燥地植物資源バンク室様
研究機関
【課題点】
データ引継ぎが難しい
【IoT導入後】
植物培養データ管理システム導入。データ引継ぎをスムーズに。
鳥取大学乾燥地研究センター 乾燥地植物資源バンク室 様の植物培養データ管理システム導入事例をご紹介します。
植物組織培養における、培地や、培養条件のデータ引継ぎをスムーズに行い、植え継ぎや変更経歴を系統図として見える化することを目的とし、システム導入を行われました。
問題点と導入後の結果
問題点|データの引継ぎが難しい
植物組織培養を管理する上での課題の一つは、植物の成長に伴って別の容器への入れ替えが頻繁に必要となるとともに、継代のたびに数が増えることです。このような状況では、世代管理が煩雑になり、データ引継ぎに手間がかかります。
IoT導入でデジタル管理に!|植物組織培養における培地や、培養条件変更のデータ引継ぎ
そこで、培養中の植物に管理コードを割り振り、その情報を簡単に次の培養植物へ引き継ぎできるようなカスタマイズを行いました。これにより、管理コードを入力するだけで培養植物の情報を呼び出し、入力の手間を削減することができます。
今回の導入ツールを深堀り
今回取り組みを行うにあたって、活用いただいたのは、当社IoTツールの『 iIT 』です。
培養植物の管理履歴を系統図として可視化できるようにしています。
植物組織培養の育成の履歴を遡って知りたい
植物組織培養の育成の履歴を遡って知ることは、培養中の植物の成長や育成状態を把握する上で重要な要素です。管理の履歴を追跡することにより、培養植物の成長パターンや環境への適応性などを把握し、最適な管理方法の確立に役立てることができます。
育成の履歴を系統図として見える化
このシステムにより、植物組織培養の育成過程を遡って追跡することができます。培養条件を検討するにあたり、系統図として可視化することで、より適した培養条件を見出すことができます。
スタッフの紹介
技術員
HTML JavaScriptを使ったWebシステムの開発を担当。
現場目線を意識した画面作成を心がけています。