ソーラー充放電モニターを作ってみた

はじめに

自宅で数年前からソーラーパネルで発電した電気でバッテリーを充電し、台所照明などに使用していました。バッテリーの電圧で大雑把なバッテリー残量はわかりますが、充放電の様子などはわかりませんでした。そのため充放電モニターを作ることにしました。

当初の構成

ソーラーパネルで発電した電気をチャージコントローラーに送り、そこからバッテリーに送られています。

電気を使用する際はバッテリーから電気をチャージコントローラーに送り、照明などに送っています。

使用センサ

INA226

出力電流 ・ 電圧 を測定できるINA226センサモジュールを使います。

作成したもの

チャージコントローラーとバッテリーの間にセンサーモジュールをつなぎます。

測定したデータはWi-Fiモジュールを使ってクラウドに送ります。

使用結果

実際のデータは図のようになります。

昼間、電気が充電されるときは電圧が上がり、電流が正方向に上がっています。

反対に電気を消費する夜の時間帯は電圧が下がり、電流が負の方向に下がっています。

天気が悪いときはあまり電圧が上がっていないことが分かります。

充放電の様子や、天気との関連がよくわかるようになりました。

おわりに

作成した充放電モニター自体の消費電流が約120mAと大きいことや積算電流を毎日0時にリセットするようにしていることなど、まだ改善が必要な点があり今後改善したいと思います。

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