バーコードを使った際に起きた問題【IoT活用】
初めに
モノや紙にバーコードを貼って管理することが誰にでもできる時代になっています。
バーコードはパソコン等で簡単に打ち出すことができ、読み取るためのバーコードリーダーも安いものだと1000円以内で買え、スマホのカメラでも読み取ることもできます。
当社でもバーコードを使ったシステムを開発しており、こんな問題があったということをまとめました。
実際に起きた問題
・1次元バーコードは100%正しい内容が読み取れるとは限らない
1次元のバーコードの場合、バーコードリーダーの光がうまく当たらなかったなどで棒線を読み飛ばすことがあります。そのため、バーコードの文字列の内容が一部欠けた内容で出力されることがごくまれにあります。
対策としては、バーコードの後ろにチェックデジットという誤りを検知するための検査用の文字を付け加えて読み取るたびに照合する方法があります。
・バーコードリーダーの光は外部からの光と干渉することがある
1次元のバーコードを読み取る場所の近くに手元を照らすためのLEDライトなどの光がある場合、バーコードリーダーの赤色LEDがLEDライトの光と干渉し、読めなくなるといったことがあります。
対策としては、2次元バーコードを使い、バーコードリーダーを光からカメラでの読み取りに変える方法があります。
・IMEが日本語入力になっている場合、バーコードリーダーで読み取った値がおかしくなる場合がある
バーコードリーダーは外部キーボードとして使用するものがあり、IMEの影響を受けるものがあります。
対策としては、バーコードリーダーで読み取った値の出力先のIMEの設定を変わらないようにしておきます。
まとめ
1次元バーコードを使うときは
・バーコードにチェックデジットを付け加える
・外部からの光に気を付ける
・IMEの設定を変わらないようにする
バーコードは入力の手間を減らすことができる便利なツールです。
ぜひバーコードを活用してみてください。