SOLIDWORKS 3Dモデリング ~ワイヤーフレームの活用(前編)~

はじめに

今回はワイヤーフレームを使った3Dモデリング手法をご紹介していきたいと思います。
ワイヤーフレームとは何か、まずはここから説明していきましょう。

ワイヤーフレーム

ワイヤーフレームとは、立体形状を点と線によって作成したもので、コンピュータ上で3Dモデルを立体的に表現する方法の一つです。
その他にも、3Dモデルにはサーフェス、ソリッドという表現方法があります。

・ワイヤーフレーム  点と線を結んだもの
・サーフェス     ワイヤーフレームに面の情報を加えたもの
・ソリッド      サーフェスに中身の情報を加えたもの

3Dモデリングは、ワイヤーフレーム(スケッチ)とサーフェスを利用しながら、最終的にソリッドモデルを作成するのが一般的です。

ワイヤーフレーム
サーフェス
ソリッド

全体を把握する

Webサイトの制作現場でもこのワイヤーフレームという言葉は使われており、簡単な線と枠で全体のレイアウトを定める設計図のことを示します。
詳細なデザインを作成する前にワイヤーフレームを作成することで全体の構成を把握でき、また、手戻りなどのトラブルを減らすことに繋がります。

3Dモデリングにおいても、設計の初期段階でワイヤーフレームが利用されることがあり、これをワイヤーフレームモデルと呼びます。
点と線といったシンプルな要素で構成するため、素早くイメージを見える化でき、全体像を把握するのに役立ちます。

では実際に例を見てみましょう。
例えば、左のようなモデルを作成することをイメージした場合、右のようなワイヤーフレームモデルを作成することができます。

箱の各部品を作成する前に、”縦・横・高さはこれぐらいの箱を二つ作る”というイメージを素早く・簡単に見える化できたと思います。

終わりに

今回お話したワイヤーフレームモデルを作成しなくとも3Dモデルの作成は行うことができます。
しかし、全体を把握・イメージしながら設計を行うにはワイヤーフレームは非常に有効であると思います。

次回は、ワイヤーフレームモデルを作成した後どのように中身のある3Dモデルを作成していくのか、さらなるメリットも含めてご紹介したいと思います。
また、SOLIDWORKSでの実際の手順も示せたらと思いますので、お楽しみに。